【特集・直撃インタビュー】世界中の拘りがここに集まる。株式会社タイムロード
今回は、株式会社タイムロードの村上様に、ポタフェスでの見どころについてお話しいただきました。
ULTRASONEの全製品がポタフェスに集結
――今回展示予定の製品について教えてください。
今回のポタフェスには、ULTRASONE現行の全製品を持ち込みます。中でも、先月発売となったばかりの「Performance」シリーズは、Editionシリーズの弟分として、ULTRASONEのラインナップに新たに加わった注目の製品シリーズです。
Edition5 Unlimited等を始めとした「Edition」シリーズ直系のシリーズです。ULTRASONEの製品群を大きく分けると「PRO」シリーズ、「HFI」シリーズはプロのモニタリング用途に向けられたシリーズ、「Edition」シリーズ、「Performance」シリーズは、リスナー向けに作られたシリーズです。
ULTRASONEの代表的なシリーズと言えるのが、コスト度外視での制限なく、持てる技術と、全てのやりたい事を注ぎ込んだモデル「Edition」シリーズです。その開発・生産で培った技術を用い、量産タイプに落とし込んだシリーズが「Performance」シリーズとなります。例えば、ヘッドバンドの形状や、ドライバーにEditionシリーズで培われたノウハウが投入されていたりと、まさに「Edition」シリーズのDNAを受け継いだまさに直系のヘッドホンシリーズです。
詳しい内容は、先日のeイヤTV「ULTRASONE Performanceシリーズ特集」をご覧ください。
URL:http://www.ustream.tv/recorded/55782460
もちろん「Edition」シリーズの新製品の展示も行います。
Edition5が昨年12月に登場し、発売から1年経たずに限定数555本に達し、国内在庫を残すのみとなりました。ULTRASONEの伝統として、まずコストにとらわれずにやりたい事を全て詰め込んだ限定モデルを開発・生産します。
その開発・生産で培った技術、型等を流用し、音質は限りなく近く、かつコストを落とした、量産モデルを作り上げるスタイルをとっています。Edition10からEdition12が生まれた様に、限定モデルでは限りなく尖った事を行い、量産モデルにその技術を落とし込み、高いクオリティーを持ったままできるだけコストを下げてご提供出来るようにしています。
限定版と通常版を比較すると、値段の差を感じられる方もいらっしゃると思います。価格差にはもちろん理由があります。限定版では使用する素材そのものが希少ですし、通常版では型を流用するなどして、コストを抑える努力をしています。
また、素材の原価で判断されがちですが、ULTRASONEの製品には多くの特許技術が詰め込まれています。実際にEdition5のハウジングは数千年も大地の下に眠っていた希少価値の高い「埋れ木」を採用し、成形、ラッカー処理をするために非常に長い時間を掛けて職人の手により丁寧に作られています。
噂の高性能モバイルDAコンバーターも展示
CHORD(イギリス)から発売されているHugoも展示いたします。
3月の発売以来、ポータブルユーザー、ピュアオーディオユーザーどちらにも非常に高く評価されている製品です。据え置きのヘッドホンアンプを、ポータブルでも使用できる様にというコンセプトで作られています。
DAコンバーターがFPGAという書き換え可能な集積回路を使用しています。普通はDACチップを買ってきて、エンジニアが手を加えて製品に搭載します。CHORDはDACチップを買ってくるのではなく、ゼロから自分達の手で作り上げてしまう高度な技術を持っています。FPGAによるDACアルゴリズムをポータブル機器で搭載している機種は他にはありません。というのも、ハイエンドオーディオでないとコストに見合わないので、ポータブル機器にはまず搭載されませんが、ノウハウの蓄積によりソフトウェア設計コストを抑え、ポータブル機器として世に出すことを可能にしました。
また、市場からの要望がとても強かった、ブラックカラーも投入されました。
ポタフェスのブースでは、シルバーブラック、どちらのカラーも複数台持ち込む予定ですので、手にとってご体験いただけます。
大型ブースで出展!異色のコラボも!?
今回のポタフェスのテーマが原点に返ってオーディオ製品の展示スペースを拡大し、多くの方に多くの良い音を体験して頂くという事でしたので、それに沿う形でしっかりと製品の良さをお客様に伝えられる様なブースにしたいと考えています。
具体的には、地下1Fに4M四方の大きなブースを出展する予定です。
過去のEdition製品の展示を始めとした、ULTRASONE製品のルーツや技術力を知って頂き、現行製品の試聴と説明に重きを置いたブースにしたいと考えています。
また、多くの人に知っていただきたいという点で、
松屋さんとコラボしたコラボ牛めしも展開予定です。
名付けてULTRA丼(ウルトラドーン)です(笑)
ULTRA丼を召し上がっていただいた方を対象に、弊社ブースにて抽選でヘッドフォンが当たる企画を展開しようと検討しています。※詳細は後日お伝えいたします。
せっかくの大きなお祭りの様なイベントですので、リケーブルの楽しみも含めてお客様にイベントを楽しんで頂ける様な企画もたくさん考えています。
――ご来場される方々に一言お願いいたします。
今回注目の「Performance」シリーズ3種類を、普段聞いていらっしゃる音楽をお持ちになって、比較試聴して頂ければと思います。ULTRASONEの製品はどれもこだわりを持って作られた製品ばかりです。ぜひ手にとって、質感の高さ、音質の良さをご体験いただければと思います。
また、秋葉原という立地の良さを活かし、様々な企画と通して、既存のユーザー様はもちろん、ULTRASONEをご存じない方にもブランドを知って頂き、ご体験頂ければと思います。